NHKの連続テレビ小説(通称朝ドラ)を、息子とはリアルタイムで、
妻とは、夜、録画したものを見ています。
ご存じの方も多いかと思いますが、主人公は日本初の女性弁護士。
口癖は「はて・・?」。どんなささいなことにでも、疑問に思えば
相手が誰であろうと食ってかかります。男尊女卑が当たり前だった
昭和初期、戦前当時においてはかなり異色の存在です。
そんな主人公も、弁護士から司法省(現在の法務省)に勤めるようになると、
いろいろな男性から「君は謙虚なんだね」と言われるようになります。
時代や時間の流れが、彼女を変えたようにも一見思えます。
もっともそれはあくまで仮の姿で、実際は、まったく謙虚ではないのですが(笑)。
「謙虚」という言葉で思い出すのは、私の周りにいた、いわゆる
「仕事のできる人」というのは、みんな謙虚だったなぁということです。
腰が低く、いつも笑顔で、他者への感謝を忘れず、
失敗やお願いごとをしてもいやな顔ひとつしない。
私のサラリーマン生活で出会った「仕事のできる人」はみんなそうでした。
ひるがえって自分を顧みると、「自分は謙虚だったかなぁ」と
反省したくなることがいくつもあります。独立したいま、もちろん独立していなくても
そうなのですが、相手に好かれること、一緒に仕事をしたいと思ってもらえること。
そのためには、つねに謙虚であり続けること。
コンサルタントとして、誠実かつ謙虚に仕事をしていきたい。
この初心をずっと持ち続けていきます。